前回登板で今季初勝利を飾った古川侑利投手(23)は6回6安打3失点でリードを許してマウンドを降り、連勝はならなかった。

3回無死から戸川、金子侑、秋山の3連打と外崎の中犠飛で2点の先制を許すと、1点ビハインドの6回には山川に2戦連発となる22号ソロを浴びた。

なおも6回2死一、二塁のピンチでは、戸川を147キロで見逃し三振。今季チーム先発陣最多117球を投げ、クオリティースタートを達成する意地は見せたが「とにかく悔しいです。先頭打者をしっかりと抑えられず、失点までつなげてしまいました。次の1点が大事な場面で、ホームランを打たれてしまったことも、もったいなかったです」と表情は険しかった。