「フレッシュトリオ」で好スタートを決める。巨人は交流戦開幕カードの4日からの楽天3連戦で、初戦から25歳今村、23歳田口、25歳桜井を先発させる。

平均24・3歳は交流戦開幕3連戦で球団史上最年少。17年8月の阪神3連戦での21・6歳(21歳田口→21歳谷岡→23歳畠)以来の若さ。3人は3日、川崎市のジャイアンツ球場で参加した投手練習前に「3連勝しようぜ」と必勝を誓い合った。

2戦連続で中5日の今村は「若い力を見せる時が来た。いい形を切れれば」と交流戦開幕投手の自覚を示した。中継ぎの田口は公式戦では昨年9月13日ヤクルト戦以来の先発。「ずっと(先発を)狙っていた。何とか試合を作りたい」と底力を見せる。桜井はプロ初登板の16年3月30日DeNA戦以来の先発に「悔しさを晴らすチャンス」と右肘負傷降板の苦い記憶を拭い去る。菅野が離脱し、高橋、ヤングマンも2軍調整中。先発投手陣の苦境を一丸で乗り越える。