野球殿堂入りしたプロ野球経験者に限る学生野球資格回復研修特例の面談が5日、都内で行われ、杉下茂氏（93）野村克也氏（83）堀内恒夫氏（71）福本豊氏（71）門田博光氏（71）の5人が受講した。

社会人野球のシダックスでも監督経験のある野村氏は「池田高の蔦監督がプロ出身でうらやましかった。蔦さん2世になりたい、というのは常々ある」と夢を口にしつつ「でも（高校野球の監督は）もう83歳。体力的に無理」と話した。堀内氏は「孫が高1。小さいころはキャッチボールはしていたが、孫のために」と家族への指導に意欲を見せた。研修内容はプロアマ関係の歴史など。出席者は今後アマ側へリポートを提出し、早ければ18日にも日本学生野球協会から資格回復が認められる。