開幕直前にDeNAからトレードで加入した楽天熊原健人投手(25)が、12日のヤクルト戦で移籍後初登板初先発する見込みとなった。

10日に楽天生命パークで行われた先発投手練習に参加。2日のイースタン・リーグのロッテ戦では、2番手で5回4四球ながら無安打8奪三振。由規、久保と3人でノーヒットノーラン継投を決めており「2軍でやってきたことを出したい」と気合いをにじませた。

新天地初マウンドだった4月3日のイースタン・リーグDeNA戦で6者連続四球など1死も取れず降板し「これより下はない、と。ゼロからやってこられた」。グラブを顔の前で構えてから高く振りかぶる「神主投法」を見直し、フォームを再構築。生まれ育った宮城でチャンスを生かす。