全パの西武山川穂高内野手が「どすこい対決」を制した。

6回2死、巨人山口の144キロ直球を左翼席へ放り込んだ。リーグトップの29本塁打、72打点の“横綱”が球宴初本塁打をマークした。勝利、勝率、防御率でセ・リーグトップに君臨する、どすこい右腕を立ち合いの初球で突き飛ばした。「狙っていました。打った瞬間、いくと思いました」と納得の一打。ベンチ前では熱男ことソフトバンク松田宣、ナインを引き連れて念願の「どすこいパフォーマンス」を披露した。