中日は17日、高橋周平内野手(25)が名古屋市内の病院で右小指橈側側副靱帯(じんたい)断裂と診断されたと発表した。

この日、出場選手登録を抹消され、今後手術を視野に早急に治療方針を立てる。前日16日の阪神13回戦で右手小指を負傷し、途中交代していた。

けがから一夜明けてナゴヤ球場を訪れた高橋は「とにかく頑張ります」とだけコメントした。

高橋は同点の1回裏1死一、三塁で左前に勝ち越し打。なおも1死一、二塁で一塁走者として帰塁が遅れ、捕手梅野の送球にタッチアウト。一塁にヘッドスライディングした際、右手小指を突いた。2回表の守備から交代し、名古屋市内の病院で診断を受け、この日の午前中に再診を受けた。

加藤球団代表は「(影響は)投げる方じゃなくて打つ方じゃないかな。長引くと思う」と説明。リーグ首位打者の長期離脱が避けられない情勢となった。