広島が1カ月半ぶりに連勝した。サビエル・バティスタ外野手(27)が2本の2ランで全4打点をたたき出し、菊池涼介内野手(29)が美技でもり立て、リリーフ陣が無失点で継投した。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-劣勢をはね返した

緒方監督 今日も粘り強く戦っていった中で、ファンの人に喜んでもらえる勝利になって、本当にうれしい。床田は序盤からランナー背負う展開というか、ずっと苦しい展開で…。その中で、キクでしょ、やっぱり。あんなプレー、すごいプレーを見せてくれた。(田中)広輔もいいプレーを見せてくれたし。守り抜いた中で、バティスタが2死から2本のホームラン。昨日(19日)はボールの見極めとか形はよかったけど、追い込まれてからスイングができなかった。バッティングコーチが「振っていこう」ということは伝えていただろうし、とにかくナイスバッティング。

-不調だったバティスタの打順を下げなかった

緒方監督 上位のところは今のところはまだ。松山も内容がよくないから考えるところはあるけど、上のほうが動かしたくない。サードとショートのポジションは流動的に考えながら、もちろんキャッチャーの兼ね合いはあるけどね。上のほうの打順は少しがまんしようと。

-久々の連勝

緒方監督 1試合1試合なんで。明日もいいゲームをファンの人に見せたいと思います。