「米米CLUB」のボーカル・石井竜也(59)が試合前に名曲「君がいるだけで」を熱唱し、満員の甲子園を沸かせた。

90年代ソングをテーマに、音楽と野球観戦を同時に楽しむイベント「虎フェス♪」が開催されたこの日。おなじみ白の衣装で登場した石井は阪神ナインが見守る一塁側ベンチ前で歌声を響かせた。ファンはもちろん、選手らもその歌声に聞き入っていた。

石井は聖地での熱唱に「うれしいですよ。スポーツと歌っていい。もっとスポーツと歌が一緒になったイベントを。もっと音楽の世界も広がると思う」と、熱く振り返った。グラウンドを去る際には、出口を間違えてベンチ入りしそうになるハプニングも。「阪神の皆さんがスタンバイしているところに降りていっちゃいそうになったんですけど『石井さん、違います!』って言われて。降りていくところ間違えちゃった(笑い)」と苦笑いしていた。

バックスクリーン下でDJプレイを披露し、「虎フェス♪」を一緒に盛り上げた熱血虎党のマーク・パンサー(49)は「バックスクリーンやばいよね。あそこで回せるなんて」と大感激していた。