広島が序盤のリードを継投で守り切り、今カードを1勝1敗のタイとした。

1回に西川の球団新記録となる月間4本目の先頭打者弾と菊池涼のソロで2点を先制。7回に2番手遠藤が1点差に迫られるも、2死満塁を切り抜けた。8回1死三塁のピンチも切り抜け、逃げ切りに成功。首位巨人との再び5ゲームに縮めた。

緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-序盤のリードを逃げ切った

緒方監督 初回の西川とキク(菊池涼)の本塁打で、昨日の嫌な流れを打ち消して、勢いをつけてくれた。

-1番西川は月間先頭打者本塁打数の球団新記録と好調

緒方監督 彼の打撃技術は誰もが認めているところ。本塁打は最高のスイングをした結果。状態は間違いなく上がって来ている。あとは集中力を持って打席に入る…。1番打者は打席数も多いから仕方がないんだけど、どうしても集中力が切れているように見えるときもある。残り試合限られているから、1打席1打席を大事に積み重ねてほしい。

-ジョンソン投手は安定感がある

緒方監督 状態がいいよね。前回の投球が自分の中でつかんだなというものがあったから、今日も期待していた。相手打線がすごく粘っていたけど、その中でも集中力を切らさずに粘り強く投げてくれた。6回を投げきってくれた。ナイスピッチング。それしかない。

-1点差に迫られた7回はピンチを迎えても遠藤に託した

緒方監督 遠藤はあそこのポジションでやってもらうから、少々のことでは動かしたくない。打たれようが何しようが、いろんな経験をさせることが大事。抑えることも自信になるし、打たれることがあっても勉強にしてくれたらいい。彼にはそういうところで頑張ってもらう。

-明日、カード勝ち越しがかかる

緒方監督 もちろん、もちろん。また明日の試合を全力で戦うだけです。