ソフトバンク椎野新投手が3回完全の好救援で勝利を呼び込んだ。

先発松本は3回1失点だったが、腰の違和感が出たため降板。4回から2番手で、椎野が緊急リリーフした。4回は栗山、山川から三振を奪うなどいい滑り出しを見せると、5回も3人斬り。2番源田からの好打順だった6回もあっさり3人で抑えた。打者9人を32球で料理するテンポのいい投球でチームは3回に勝ち越し。椎野には今季4勝目が付いた。

長身右腕は自主トレで師事した“師匠”の森と並んでお立ち台に上がり「1人1人の打者に向かって戦う気持ちでマウンドに上がりました。最高の形になって良かったと思う」と笑顔。前日は甲斐野、高橋純が2人で6者連続三振を奪い逆転につなげるなど、ブルペンの奮闘が光る。椎野は「昨日、甲斐野と純平がいいピッチングをした。年齢が近い中で、なんとか投げたいなと思っていた。良かったです」と喜んだ。