6日広島戦での1軍再昇格に備えてマツダスタジアムに入りながら「モチベーションが上がらない」との理由で“職務放棄”し、帰阪した阪神ヤンハービス・ソラーテ内野手(32)は騒動から一夜明けた7日、鳴尾浜球場での残留組練習に姿を現さなかった。

ソラーテはユニホームを着用してチームとともに球場入りしたが、矢野監督らと話し合った後、グラウンドに姿を見せないまま試合前に広島を離れた。5日DeNA戦(横浜)後に昇格方針が決まり、6日午前に鳴尾浜で荷物をまとめて移動したがとんぼ返りとなった。

来日デビューとなった7月26日の巨人戦で勝ち越し2ランを放つなど当初はメジャー通算75本塁打の実力を発揮したが、次第に調子を下げ、拙守もあって出場機会が減った。出場20試合で打率1割8分8厘、4本塁打、9打点で、8月19日に出場選手登録を抹消されていた。