ヤクルトは、今季限りでの現役引退を発表した館山昌平投手(38)と畠山和洋内野手(37)の引退試合を21日の中日戦(神宮)で行うと13日、発表した。ともに出場する予定。

来場者先着2万人には、記念クリアファイルがプレゼントされる。また試合終了後には、2人のあいさつが予定されている。

引退セレモニーに向けて、館山は「自分の言葉であいさつをするチャンス。改めて、ファンの方にしっかりあいさつをしたい」とした。通算1000奪三振に残り2つと迫っているが「全く興味はない。全力で投げてきた積み重ねです」と話した。

畠山は「ファンの方の前でうまく話す自信はありませんが、19年の思いを伝えられたら」と話した。プレーについては「内野ゴロを打って、ヘッドスライディングしたい」と話し、報道陣の笑いを誘った。「実際、もうできないと思ってほしいので、全力で振って敗れ去りたい。打席に立ったら、打ちたくなると思いますけど」と話した。