西武の誇る山賊打線が12安打12得点でロッテ投手陣を粉砕し、2年連続23度目のパ・リーグ制覇を果たした。

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移籍2年目の左腕小川龍也投手が、キャリアハイの55試合に登板してブルペンを支えた。3番手として7回2死から8回1死までの2/3回を無失点。今季は4勝1敗15ホールド1セーブ、防御率2点台の安定感で「長かったっす。優勝できてうれしい」。ブルペンでは年長の28歳は「みんなでつないでいこうという気持ちはあります」と一体感を強調。2年前の中日からの移籍会見で「小川獅子也になります」と宣言した「龍也」は「溶け込めてきてると思います」と笑顔だった。