楽天森雄大投手(25)が1日、来季育成契約を球団から打診された。

9月11日に血行障害を解消するため肋骨(ろっこつ)を部分切除する手術を受けており「トライアウトを受けられる状況ではない。前向きに考えたい」とした。

12年のドラフト1位左腕も、今季は1軍登板なしに終わった。「ずっと首に違和感というか、今年はオープン戦が終わったくらいから全然スピードが出なくて、ボールもすっぽ抜けていた。おかしいと思いながら試行錯誤していたが、病院で検査を受けたら、左側の血液が止まってしまっていて、手術をするしかない、と」。その時点で球団からはオフに育成契約となる可能性を伝えられており、最後の望みをかけて手術を決断したという。

「握力も少しずつ戻ってきた。(競技復帰まで)3カ月ちょっとなので、(来年の)キャンプには間に合うようにつくっていきたい」と顔を上げた。