巨人岩隈久志投手(38)が来季も現役を続行することが1日、分かった。9月下旬に球団と来季の契約について話し合いを行ったとみられる。

17年9月に右肩を手術。今季マリナーズから8年ぶりに日本球界に復帰した。8月21日のイースタン・リーグ日本ハム戦で約1年ぶりの実戦復帰を果たしたが1軍登板はなし。2軍戦で2試合の登板にとどまり「体とイメージが合わないことが多かった。悔しい1年でした」と不完全燃焼に終わった。

この日は川崎市のジャイアンツ球場でファーム練習に参加。来季の開幕を万全な状態で迎えるために、7日開幕のフェニックスリーグには参加せずノースロー調整を続けていく。「僕に求められるのは結果。ファンの方々の期待も感じるし、原監督に呼んでもらったからこそ恩返ししないといけない」と日米通算170勝右腕が再起を誓った。

また、ベテラン野手では中島宏之内野手(37)の来季残留も決まった。