今季限りで退団する阪神鳥谷敬内野手(38)が、16年間の縦じま生活に幕を下ろした。3点を追う9回2死で代打登場。デラロサの直球をたたくも二ゴロに倒れ、終戦ゲームの最終打者となった。

鳥谷の一問一答は以下の通り。

-9回2死で代打登場。最後まで大歓声を送られた

「打席も立たせてもらいましたし、そういう意味では…。16年間、自分というものを作ってきた。感謝しています」

-今、頭に思い浮かぶことは

「今は本当にシーズンが終わったな、という感じぐらいしかないですけど。16年間あっという間でしたし、いろんな人の支えがあって今日まで来れたと思っています」

-若い選手たちが「鳥谷さんと一緒に」と奮闘し続けた

「CSも厳しい中で(レギュラーシーズン最終戦の)9月30日で終わるかもしれなかった中、2週間も長くタイガースのユニホームを着させてもらって、ありがたく思います」

-今後は他球団での現役続行を目指す

「この先はどうなるか分からないけど、自分がやってきたことを信じて、新しい野球人生を頑張ります」

-支えてくれたファンへ

「本当に最後もそうですけど、どんな時も声援をくれた。感謝しています」