ロッテ田村龍弘捕手(25)は19日、ドラフト1位指名の最速163キロ大船渡・佐々木朗希投手(17)と対話を大切にする考えを示した。

ドラフト会議の様子は自宅で見ていたと言い「あれだけの投手ですから自分なりの考えがあると思う。一方通行はだめ。考えを聞きながらやっていきたい」。これまで受けた最速は17年球宴での楽天則本昂の158キロ。高めに浮いたこととマリンの強風により捕球できなかった。「これからは嫌でも捕ることになるでしょう」と気を引き締めた。

また、これまでは捕手では宗接唯人捕手(25)とともにチーム最年少だったが、ドラフト2位で東洋大・佐藤都志也捕手(21)、育成2位で慶大・植田将太捕手(21)と年下の2人が指名された。「うれしいけど危機感を持っていかないと。うれしい半面プレッシャーもある。負けないようにしたい」と力を込めた。