ソフトバンクが西武秋山翔吾外野手(31)の獲得調査を進めることが23日、わかった。秋山はメジャー挑戦の意向を持っており、海外フリーエージェント(FA)権行使を1週間以内に行う見込み。

18日には西武と交渉を行い複数年での大型契約を提示された模様。また、国内では、すでに楽天が調査に乗り出している。そこに資金力豊富なソフトバンクも参戦しそうだ。

今季は柳田、中村晃、上林とレギュラー外野陣が次々と故障し、内野が本職の牧原、川島らが守った。福田が国内FAで流出する可能性も高く、1年間レギュラーを任せられる秋山が加入すれば、大きな補強となる。

10年ドラフトでは2位指名を柳田か秋山と迷った末に、王球団会長が長打力を優先し、柳田を選択したが、獲得すれば2人が同じユニホームで外野を守ることになる。