オリックスを戦力外となった岡崎大輔内野手(21)が27日、来季育成契約選手としてチームに残留すると決断した。22日に球団に来季選手契約を結ばないことを通告され、数日間悩んだ末に決意を固めた。この日大阪市内の球団施設で打撃練習などで体を動かした岡崎は「育成選手としてまたオリックスのユニホームを着てやることを決めました」と語った。

岡崎は花咲徳栄から16年ドラフト3位で入団。高卒ルーキーとして17年に1軍戦5試合に出場するも、その後2年間は1軍出場がなかった。「やるしかない。また支配下になって、レギュラーを取って、上の人らを食うしかない。もう1回ゼロからやり直して、家族に恩返しする意味でも全力でやりたい」と再起を誓った。