張本勲氏(79)が10日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。元広島の新井貴浩氏(42)と「初共演」した。

同番組に初出演した新井氏と言えば、毎年シーズンオフに行っていた護摩行が有名。炎の前で1時間以上も読経を唱えるという荒行だ。

現役時代の思い出を問われた新井氏は「一番は毎年、護摩行をやらせていただきまして、こちらの番組でも取り上げていただきまして、毎回、張本さんからありがたいお言葉をちょうだいしました。今年も夏に行ってきたんですけど、野球がうまくなるというよりは自分をグッと締めたかったんで、引退してからも、今年も行かせてもらいました」と話した。

「サンデーモーニング」では毎年1月、新井氏の護摩行を自主トレ特集で取り上げた。張本氏は「山登りはいい。でも、新井はやけどしてどうするの。野球に関係ないことはやってほしくない。精神統一かどうか分かりませんが、もっと野球に関係ある運動をしてほしい」(18年1月14日放送)などと苦言を呈していた。

この日も張本氏は「やけどをするんじゃないか」と苦笑い。それでも「人間性が良い。私みたいにわがままで生意気じゃない。早く黒田(博樹氏)とともに指導者になってもらいたい」とエールを送っていた。