ロッテから国内FA権を行使し楽天へ移籍した鈴木大地内野手(30)が27日、仙台市内のイーグルスドームで入団会見に行った。背番号はロッテ時代と同じ「7」に決まった。

同席した石井GMは「本当に鈴木選手が勝負したいという気持ちがあって、僕たちの考えとフィットしたのですごくご縁もあったんじゃないかなと思います」と振り返り、「基本的にはサードをやってほしい。理由としては野球は間のスポーツなので、間があった時にピッチャーに行ってくれるとか、内野でちょっと集まろうか、とか内野の中に司令塔みたいな人がいてくれた方がいい」と構想、役割を明かした。

また、鈴木獲得によってロッテへ提出するプロテクトリストについては「これから(選定)していかないと。うちもある程度層が厚くなってきたのであまり外したくない選手もいる」と頭を悩ませた。さらに「FAのルールももうちょっとしっかりしてほしいというかフェアじゃないのかなと思う。各球団FAに参戦していけないし選手も手を挙げづらい状況がまだまだある」と持論を述べ、現行のFA制度に疑問を呈した。