巨人小林誠司捕手(30)が9日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉に臨み年俸1億円で更改した。今季はFA加入した炭谷、2年目大城らと正捕手争いを繰り広げた

。「勉強することは多かった。銀仁朗さんの取り組む姿勢、若い投手へ言葉をかけるタイミングだったり。自分としても苦し時に銀仁朗がいたことは大きかったと思う」と話した。92試合に出場し、うちスタメンマスクは68試合。打率2割4分4厘だった。盗塁阻止率4割1分9厘は4年連続リーグトップを誇るも「日本一になるためには守備だけじゃなくて打つ方ももっともっと成長しないといけない」。

今季、バッテリーを組んだ山口がポスティング制度でのメジャー挑戦を表明したことについては「いなくなるのは寂しいですが夢に向かって進んでいく姿はかっこいいなと思う」。来季に向け「100試合以上は出たい。しっかりとトレーニングをして来季はまた変わった姿を見せたいと思います」と見据えた。順調にいけばプロ7年目となる来季中にも国内FA権を取得する見込み。(金額は推定)

 

◆巨人小林の年俸推移

14年 1500万円

15年 2500万円

16年 2600万円

17年 5000万円

18年 5400万円

19年 6000万円