2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック競技大会組織委員会が17日、聖火リレーの詳細ルートを発表し、広島県実行委員会からは元広島の新井貴浩氏(42)が聖火ランナーを務めることが発表された。

広島出身の新井氏は広島工から駒大をへて、98年ドラフト6位で広島入団。07年オフにFAで阪神移籍したが、14年オフに広島復帰。16年の25年ぶり優勝、17年の連覇に大きく貢献した。18年限りで引退。プロ20年間で2203安打を放ち、08年北京五輪では日本代表の4番を任された。

新井氏の他に広島OB大下剛史氏や広島出身の小説家・湊かなえさんらも選ばれた。国内の聖火リレーは来年3月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタート。国内を回り、7月24日の東京・国立競技場での開会式で聖火台に点火される。