オリックス山本由伸投手(21)が開幕投手を務めるプランが浮上していることが24日、分かった。

開幕が4月24日となった場合、相手は西武。昨季3試合に先発して2勝、防御率0・37と好相性の山本に白羽の矢が立った。実現すれば、現球団名になった89年以降では球団史上最年少となる。西村監督は「戦略も考えながら。これからしっかり決めて本人たちに話します。そこ(開幕投手)が変わるとしても、選手たちは理解してくれると思う」と話した。

この場合、当初開幕投手の山岡は2カード目初戦の同28日楽天戦に回ることが有力。こちらも昨年は7試合登板して6勝1敗、防御率2・12で、データ上では開幕投手の「入れ替え」はプラスに作用しそう。なお、89年以降の最年少開幕投手は昨年の23歳で務めた山岡。