東都大学野球連盟は17日、2戦先勝の勝ち点制による今春リーグ戦(1~4部)と、2戦先勝による入れ替え戦の中止を発表した。

代わりに、1試合総当たり戦やトーナメント戦などを行う可能性はあるが、現時点では未定。新型コロナウイルス感染拡大のためで、この日までに評議員会および理事会による、郵送または電子メールでの持ち回り決議で決定した。

今後、入れ替え戦の機会を失われた加盟校への措置や、通算記録などの取り扱いを協議する。また、8月に延期された全日本大学野球選手権への出場校の決定方法なども協議する。一案としては、トーナメント戦が挙がっている。トーナメント方式となれば、同連盟では初めて。

秋季リーグ戦についても、連盟事務局は通常開催できない可能性を覚悟している。事務局の「私案」として、移動リスク軽減のため、加盟21大学の地域性を考慮した地域リーグ戦を行い、決勝トーナメントを加える方式もあるとした。