ソフトバンクの開幕ローテーション争いが本格化する。28日から4日間で3試合の紅白戦を予定。この日発表された6月2日からの練習試合12試合を合わせ、戦力の見極めに入る。

25日に紅白戦がスタートするにあたり、森ヘッドコーチが「けが人が帰ってきてうれしい悲鳴ではありますけど、しっかり線引きをしないと」と話したように先発候補は豊富だ。開幕投手最有力の東浜を筆頭に、3月時点でローテ入り濃厚だった和田、ムーア、石川。当落線上だった松本、二保も順調だ。加えて、リハビリ組だったバンデンハークと高橋礼も1軍に合流しており、これから実戦復帰していく。

右上腕部を痛めていた千賀は急がせず、開幕には間に合わない見込み。しかし近く2軍で打者相手に投げる予定で、復帰は遠くない。限られた試合の中で開幕に向けて豊富な戦力を絞り込む。