日本ハムが、シーズンの過密日程を見越したチームマネジメントを行った。4日の1軍練習試合ロッテ戦は、2軍主体の編成で臨んだ。

中田、西川ら主力選手は2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で調整した。栗山監督は「いきなり6試合をやらせる怖さがあった」と説明。特に野手陣は「シーズンに入ったら連戦が続いて、ものすごく疲れる。そこは考えていく」と若手選手との“ターンオーバー制”で故障リスクを低減させる意図を明かした。

他球団は2軍も2日から練習試合を行っているが、日本ハムは9日から。今回のような選手起用を想定して、あえて試合を組まなかった。栗山監督は試合後、若手選手に対して「こういう年だから、チャンスがある」と熱弁。優勝に不可欠な若手の台頭を促す、戦略的な1戦とした。野手でただ1人、3戦連続出場も無安打が続く清宮には「スットコドッコイ。書いといてよ。超スットコドッコイ。何なんだよ。怒ってるよ」とコメントした。