7年ぶりとなる怒濤(どとう)の連勝劇で、早くもV率100%? ロッテが28日、ホームのオリックス6連戦でプロ野球史上初となる同一カード6連勝を飾り、開幕2戦目から続く連勝を8まで伸ばした。下位打線を中心とした粘りの攻めで、相手先発山本を6回途中KO。同点の8回には4番ブランドン・レアード内野手(32)が決勝の5号ソロを放った。大技、小技を織り交ぜつかんだ勝利に、井口資仁監督(45)も手応えを隠さない。

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▼ロッテが開幕2試合目の20日ソフトバンク戦から8連勝。オリックス6連戦は6連勝となり、同一カード6連戦6連勝はプロ野球史上初めてだ。この日は0-3→6-5と逆転で1点差勝ち。昨年のロッテは逆転勝ちがリーグ3位の31試合、1点差試合は19勝21敗だったが、今年は8勝のうち逆転で5勝、1点差で5勝と粘り強く接戦をものにしている。また、開幕2試合目から8連勝以上は17年広島以来5度目(パは初)。過去に開幕から8連勝以上の球団は18年西武まで過去6度のうち5度優勝だが、開幕2試合目から8連勝以上の過去4度はすべて優勝している。