オリックスは1歩及ばず痛恨の7連敗を喫した。3点を追う7回。ロドリゲスの来日1号2ランで1点差に詰め寄ると、なおも2死二塁の同点機を築いて中川を迎えた。

ここで西村徳文監督(60)は代打山足を起用。二塁失策で出塁したが後続が倒れて同点に追いつけなかった。中川は気鋭の2年目で開幕スタメンを張った期待株だ。指揮官は「中川はもう1割台で、打つ方も結果が出ていない。そういうところで交代しました」と説明した。この日、中川は三塁守備で致命的な失策を犯し、7回の打席前まで打率1割5分2厘と低調だった。厳しい采配は実らなかった。