18時から予定されていた試合は天候不良により、中止が発表された。両チームの予告先発は阪神が西勇、広島が大瀬良のエース対決だった。

阪神は開幕から12試合を終え、2勝10敗の最下位。4カード連続負け越しの借金8は、セ・リーグの全借金を背負っている。前カードの中日3連戦(ナゴヤドーム)では3タテを食らい、現在4連敗中と出口が見えない。

通常ならば流れを変える「恵みの雨」とも捉えられそうだが、特殊な今季はそうにもいかない。開幕が約3カ月遅れたことで、6連戦が続く過密日程。この日の中止分は6日の予備日に組み込まれる見込みで、そうなれば早くも4~12日の9連戦が確定する。チームは開幕から5カード連続ビジターの長期ロードを戦い、7日巨人戦から甲子園で本拠地開幕を迎える。チーム状況が苦しい中で、広島の雨がどう左右するか。4日同カードはデーゲームで、午後2時試合開始の予定。