ソフトバンク戦が中止になった西武は2日、ペイペイドームで練習を行った。

ソフトバンク長谷川が新型コロナウイルス感染したため、1日夜に中止の一報が届いた。一夜明けて、辻発彦監督が電話取材に応じ「選手に出たわけだから、より今まで以上に注意して、自分の身を守らなきゃいけないんで、そういう(予防の)行動はしっかりやっていかなきゃいけない」と受け止めた。

チームにとって、新型コロナウイルスの影響で中止になったケースは、7月3日の練習試合巨人戦に続き、2度目。球団としては、ガイドラインに沿って定期的にPCR検査を受けている。「日本中に広がっているんだから、どこにそういう危険があるか分からないから気をつけないと。やっぱ怖いですよ」と、福岡から札幌へと移動が続く中で気を引き締める。

先発予定だった高橋光成投手は、日本ハム6連戦初戦(4日、札幌ドーム)にスライドの予定。試合が中止にならなければ「今井(達也)は中(リリーフ)に入れようと思っていたから。今日から。ここだけの話ね」と先発から中継ぎへの配置転換プランを明かした。