オリックス打線が沈んでいる。初回に山足がプロ初となる初回先頭打者本塁打を放ったが、得点はその1点のみ。6連敗で借金は今季ワーストを更新する13。ソフトバンクには今季1勝8敗で、8月は10戦1勝と厳しい戦いが続く。西村監督は「先頭打者(本塁打)でそのまま乗って行かないといけないんですけどね」と毎度のように唇をかんだ。

チームの得点圏打率は2割3分4厘。11日ソフトバンク戦の7回にジョーンズが打ったのを最後に20イニング適時打が出ていない。指揮官は「点をどうやって取っていくか。チャンスは何回かあったわけですから」と注文。ジョーンズを5番に下げる打線再編なども不発で、田口野手総合兼打撃コーチは「このラインアップが一番良いと監督が決めていること。いろんな手を打って、この結果。反省してやっていくしかない」と前を向いた。ただ「選手も必死にやってくれている。悪いとすればコーチです」と責任を痛感していた。