ヤクルトの先発吉田大喜投手(23)は粘りの投球で6回を6奪三振、被安打5の2失点で降板した。7日DeNA戦でのプロ初勝利から、2連勝とはならなかった。

初回は制球が定まらず、2四球と適時打、味方の失策もからみ、1点を先制された。

2回も下位打線からつながれ追加点を奪われたが、3回からは立ち直った。徐々に制球も安定し、5回までは毎回、走者を背負いながらも粘って無失点。6回を97球でマウンドを降りた。「今日は調子自体は悪くなかったですが、試合への入りで先頭打者の四球を出してしまい、先制点を与えてしまったのは反省点です。試合の流れを有利に持っていくことができませんでした」とコメントした。