オリックスがここ4試合で2度目の1安打0封負けを喫し、借金は今季ワーストタイの21となった。

ロッテ先発中村稔の前に7回まで無安打無得点。8回先頭の安達が右二塁打を放って屈辱は阻止したが、それまでだった。

試合後、中嶋監督代行は「狙い球は合っていると思うけど、しっかり捉えきれなかった。いい打球が飛ばなかった」と嘆いた。

今季初勝利を狙った先発山岡は6回3安打2失点。指揮官は「非常に良かったと思います」とたたえた。ただ、6回無死一塁で一塁手で起用されている松井佑が痛恨の失策。「あのエラーは使っている方の問題なので。迷惑掛けてしまった…」と責めなかった。

攻略できなかったロッテ中村稔については「スピードガン(の数字)じゃなくて回転数の高い質のいいまっすぐ。見た目より攻略するのが難しい投手」と話した。

これで今季のロッテ戦は2勝13敗1分けでもはや天敵。1試合でも多く白星をつかみたい。

▽オリックス山岡(6回3安打2失点で今季初勝利ならず)「絶対先に点を与えない気持ちでマウンドに上がりましたが、先制点を許してしまって悔しいです。何とか粘りたかったです」