巨人が阪神を逃げ切って9連勝とした。田口が4勝目。阪神青柳が5敗目を喫した。

 

▼巨人のマジックが38から35に減った。セ・リーグのアグリーメントに優勝球団決定の規定があり、勝率と勝利数が同じ場合は直接対決で勝ち越した球団、直接対決も同じ場合は前年順位の上位が優勝となる。

阪神は残り全勝で82勝34敗4分けとなり、巨人は残り35勝12敗で全勝の阪神に並ぶ。この場合、両チームの直接対決は12勝12敗で五分のため、前年1位の巨人が優勝。この日で巨人は阪神戦の負け越しがなくなり、マジックが3減った。今回のように首位○、M対象●で3減ったのは13年9月11日楽天以来。楽天○、ロッテ●の結果、楽天がロッテ戦の勝ち越しを決め、楽天のMが18から15に。引き分け数に差がある場合も3減ることがあり、93年9月29日には西武○、日本ハム●で西武のMが9から6に減った。