ヤクルト高津臣吾監督は18日、負傷のため2軍で調整している中村悠平捕手と嶋基宏捕手の現状について明かした。

中村は、9日の広島10回戦(マツダスタジアム)で3回、本塁で返球を受けた際に走者とクロスプレーで接触。途中交代して広島市内の病院で診察を受け、下半身コンディション不良のため10日に登録を抹消されていた。

すでにリハビリを再開しており、高津監督は「打撃もバットを振ったりとかもできるけど、捕手なので。足首や膝は、そう簡単には、彼の仕事というのは難しいかな。立ったり座ったりという作業がメインのポジションなので、他のポジションプレーヤーに比べると、ちょっと時間がかかるのかなという感じがする」と明かした。

復帰時期については「もうバットを振っている状態なので、あとは座ったり立ったりが問題なければ、とは思うけど、果たしてそれがいつからなのかというのは、今は何とも言えない」と話すにとどめた。

嶋は、7月11日の巨人4回戦(ほっともっと神戸)で守備の際に負傷。試合後に神戸市内の病院で診察を受け、右足舟状骨骨折と診断。12日に出場選手登録を抹消された。試合には出場しない見込みだが、22日からのイースタン・リーグ楽天戦(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)に同行しチーム練習に参加する予定になっているという。