ソフトバンクがOBで前侍ジャパン監督の小久保裕紀氏(49)を来季ヘッドコーチとして招へいすることが25日、分かった。

13年10月に常設化された日本代表監督に就任し、17年WBC4強に導き、近年は野球解説者として活動していた。93年ドラフト2位でダイエーに入団し、王監督の下で力を伸ばして95年に本塁打王、97年は打点王を獲得。無償トレードで04年に巨人へ移籍し、FAで07年にソフトバンクへ復帰して12年限りで引退した。通算2041安打、413本塁打、1304打点、打率2割7分3厘。現役と代表監督、解説者でセ、パ両リーグに精通しており、球団は引退直後から将来の幹部候補と期待をかけていた。