巻き返しへ育成強化に着手する。ヤクルトが来季から育成コーチを新設することが、11月30日までに明らかになった。土橋勝征2軍内野守備走塁コーチ(51)、山本哲哉スカウト(35)が務める見込み。今年のドラフトでは育成を過去最多の4選手を指名。将来のヤクルトをけん引する人材の育成に注力する。

また、2軍外野守備走塁コーチには、今季オリックスの編成部でアマチュアスカウトを担当した佐藤真一氏(55)の招聘(しょうへい)へ動いていることも分かった。佐藤氏はダイエーからトレードで96年にヤクルト入りし、05年に現役引退。その後はヤクルトでコーチを歴任し、14年は1軍ヘッドコーチを務めた。復帰となれば7年ぶり。2軍の内野守備走塁コーチには緒方耕一外野守備走塁コーチ(52)が配置転換される可能性が高い。