国内FA権の行使を熟考していたロッテ清田育宏外野手(34)が、権利を行使せずに残留する意向を固めたことが3日、分かった。この日までに球団と交渉を行い、複数年契約で合意したとみられる。

プロ11年目の今季は70試合に出場。シーズン終盤では4番も任されるなど、貴重な右のポイントゲッターとして存在感を見せた。さらなる出場機会を求め、得た権利についてシーズン後に検討を重ねていた。ロッテでの優勝への願い、ともに戦ってきた井口監督への思いから、最終的に残留を選んだようだ。