昨季までロッテでプレーした内竜也投手(35)が、現役引退することを20日までに決断した。家族が見守る中、昨年12月に12球団合同トライアウトを受験。その後、国内独立リーグの球団から現役続行のオファーもあったが、総合的に考え抜いた上で辞退していた。

03年ドラフト1位で入団し通算308試合に登板。主にリリーフとして、ロッテひと筋で17年間投げ抜いた。肘や足首など計9度の手術を経験。「毎試合、これが最後かもしれないという思いで投げていました。2013年くらいからは手術のたびにクビを覚悟していました」と打ち明けた。「それでも長くいさせてもらって、日本一も経験できて、幸せな野球人生でした」。今後については検討中ながら「野球人としてはずっと居続けたい」と願う。引退決断を機にYouTubeチャンネルを開設。22日夜には生配信を行い、ファンに気持ちを伝える予定だ。【金子真仁】