ヤクルトの“日本一バッテリー”がチームを立て直す。

5日のキャンプ第2クールから、球団OBで元監督の古田敦也氏(55)が臨時コーチとして合流する。

4日夜には1軍宿舎で選手とミーティングを行い「やはりバッテリー強化がチームの目標になっている、と高津監督も言っているので、そういった思いで経験などからミーティングをしました」と、70分間熱弁をふるった。

チーム防御率は19年は4・78、20年は4・61で、ともに12球団ワースト。2年連続最下位の一因だった。かつて古田氏とバッテリーを組み、4度の日本一に貢献した高津監督は「スワローズのいろんな部分を知ってる方。チーム全体を見ていただきたい」と期待を寄せた。5日は侍ジャパンの稲葉監督が視察に訪れる予定。黄金時代の燕戦士たちが集結した舞台で、まずは守備から鍛えていく。