勝利をささげられなかった。ヤクルトは野村克也氏の追悼試合で、投打がかみ合わず、敗戦。16年以来の開幕3連敗、本拠地では野村氏がヤクルトの監督を最後に務めた98年以来の屈辱となった。高津監督は「勝ちたかった」と本音を漏らした。

先発には2年目の奥川恭伸投手(19)を抜てきした。立ち上がりの1回1死一、二塁からサンズに左中間へ適時二塁打を浴び、先制点を献上。3回にはマルテに1号ソロを浴びるなど、5回5安打3失点でマウンドを降りた。負け投手とはなったが、最速148 キロ をマーク。フォークとスライダーを織り交ぜる投球で試合をつくった。

指揮官は「いろんな球種でストライクを取れるレベルの高いピッチングだった」と評価した。一方で次回、中6日での登板は「しません」。登録抹消し、登板間隔を空ける見通し。奥川は最短10日後の再昇格を目指し、プロ初勝利を狙う。

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