5月30日阪神戦(メットライフドーム)で左膝を負傷した西武ドラフト4位の若林楽人外野手(23)が「左膝前十字靱帯(じんたい)損傷」の診断を受けた。31日に球団が発表した。今後の治療方針は経過をみながら決定していくというが、長期離脱を余儀なくされそうだ。

若林は同戦の3回の守備で阪神マルテの中前打を軽くジャンプして処理にいき、ワンバウンドでグラブに当てはじき(記録は失策)着地直後に倒れ込んだ。そのまま担架でベンチへ運ばれて交代し、都内の病院で診察を受けた。

前十字靱帯損傷はサッカーやバスケットの選手に多く、球界では18年5月に阪神上本が盗塁時に故障。同年6月に再建手術を受け、翌年2月の春季キャンプで1軍スタートした。

若林はここまで12球団トップの20盗塁をマーク。リードオフマンとして山賊打線をけん引してきた。

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