キューバ野球連盟は7日、ソフトバンクと1月に育成契約を結んだアンディ・ロドリゲス投手(22)が亡命したと発表した。

「ロドリゲスはソフトバンク・ホークスとの契約を破棄し、米国に残ることを決めた。本日、日本に向けて出発する予定だったが、空港に現れなかった。アルフレド・デスパイネ、リバン・モイネロ、ライデル・マルティネス、ヤディエル・ロドリゲスは出国した」との声明を出した。

ロドリゲスは5月31日から米フロリダ州で行われた東京五輪米大陸予選に同国代表として参加。初戦のベネズエラ戦で5回途中から登板し、2回を3安打1失点だった。

予選期間中に亡命したのは、トップ有望株のセサル・プリエト内野手(22)、WBCで日本戦に登板した経験のある左腕ラザロ・ブランコ(35)、チームドクターに続いて4人目。MLBを目指す場合は第三国で居住権を取得し、海外FA選手としてメジャー球団と契約する必要がある。