巨人のジャスティン・スモーク内野手(34)が電撃退団することが16日、決定的となった。この日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた全体練習に参加しておらず、近日中にも米国に帰国する模様だ。

巨人は1月、補強ポイントだった強打の一塁手として、メジャー通算196本塁打のスモークと推定年俸300万ドル(当時約3億1500万円)の2年契約を結んだ。新型コロナウイルスの影響で来日は3月下旬に遅れたものの、4月27日のヤクルト戦(神宮)で1軍デビューし、翌日の同戦で初本塁打。両打ちで強打の5番打者として主軸を張り、34試合で打率2割7分2厘、7本塁打、14打点を残していた。だが新型コロナの影響により、希望だった家族の来日が実現できなかった影響が大きかったようで、シーズン途中での帰国を申し出たとみられる。球団は強く慰留したが本人の意思が固く、了承する運びになったようだ。