ロッテは植田将太捕手(23)小窪哲也内野手(36)と相次いで支配下選手としての契約を結び、支配下枠いっぱいの70人で9月に入る。

支配下の残り枠が「2」と限られていた中で、イースタン・リーグで9勝を挙げている森遼大朗投手(22)や14セーブの小沼健太投手(22)、2完封の佐藤奨真投手(22)ら、好調をキープしている育成契約の投手たちの支配下登録は見送られた。ロメロが加入し、美馬も復調。石川の故障からの復帰も早まりそうで、故障者が相次ぐ捕手強化や、急務となっていた右の代打補強が優先された形だ。

特に、育成4年目右腕の森は安定感を高めており、首脳陣も先発投手候補として注目している。井口資仁監督(46)は「もちろん、そこはしっかり見ています」とし「今年に限らず、来季も見据えてしっかりローテーションに入れるように、まず2軍でしっかり投げてほしいなと思います」と残りシーズンでのさらなる成長に期待を寄せた。【金子真仁】

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