ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、満塁弾で先制をもたらした。1回無死満塁で打席に入ると、初球の高め116キロカーブを強振。打球を右翼ポール際中段へ運び、36号満塁本塁打を放った。

▼4番村上が初回に満塁本塁打。村上の満塁弾は19年7月3日広島戦、20年7月2日広島戦に次いで3本目。試合で最初に満塁弾を打つチャンスがあるのは初回の4番打者。珍しい初回4番打者の満塁弾は今年の8月22日に中村(西武)が記録しているが、セ・リーグでは96年10月9日新庄(阪神)以来、25年ぶり10人、11度目。ヤクルトでは67年10月15日ジャクソン、76年5月27日ロジャーに次いで3人目だ。これで今季の村上は初回の成績が54打数20安打、8本塁打、30打点、打率3割7分と、初回によく打っている。