オリックスは投打がかみ合わず、足踏みした。先発田嶋が6回途中9安打4失点で8敗目。初回に2点を失うなどリズムを作れず「先頭打者への入り方が良くなかったというところがすべて」と反省した。中嶋監督は「もう一工夫、必要」と注文した。

打線は5回に福田、宗の連続適時打で2点を奪ったが、3番起用の紅林が初回、3回、5回と3度得点圏に走者がいた場面で凡退。指揮官は「毎回打つのは難しいこと。後ろの選手がカバーしてくれていたら」と腕を組んだ。

この日は首位ロッテも敗れたためゲーム差2・5から変動なし。24日からは3位楽天との3連戦(京セラドーム大阪)。先陣は20歳左腕の宮城が切る。2戦目はエース山本が続き、3戦目は竹安がスタンバイ。19日西武戦で自己最多6勝目をマークした山崎福は首位攻防戦の28日ロッテ戦(ZOZOマリン)を託される。残り24試合。最後まで力をふり絞る。