<西武5-4ロッテ>◇24日◇メットライフドーム

西武田村伊知郎投手(27)が、プロ5年目で涙のプロ初勝利を挙げた。

1点ビハインドの4回から登板。安田にソロを浴びたが、その裏に中村のソロ、源田の適時打で同点。2イニング目の5回を無失点に抑え、その裏に暴投で勝ち越した。

報徳学園、立大を経て、16年ドラフト6位で西武に入団。通算66試合目の登板で待望の白星を手にした。試合後にはお立ち台で涙を流しながら、喜びをかみしめた。お立ち台は以下の通り。

 

-プロ初勝利。どんな思いか

田村 ちょっとうれしすぎて、頭が真っ白です

-監督からはどんな言葉を掛けられたか

田村 『おめでとう』と言ってもらいました

-5年目でつかんだ白星の思いは

田村 なかなか、ここまで結果が出ない日が続いたんですけど、いつも変わらずに応援してくれる人がたくさんいたんで、それで頑張ってこられました

-ファンの応援は

田村 メットライフドームで投げる時は、ファンのみなさまの応援に後押しされて、1球1球、歓声とか拍手を送ってもらうことで、何とか自分を奮い立たせて投げることができたので、本当に感謝しています

-追い上げた場面でのマウンド。どんな思いで上がったのか

田村 普段、練習でやってることを100%出して、1球1球後悔がないように、そして必死でこの同点の状況を守れるようにと思って投げました

-味方が追いつき、勝ち越しての白星。2イニングを振り返って

田村 2イニング、全力で投げてたので、あまり覚えてないんですけど、その後のリリーフ陣の方、野手陣の方が1イニング1イニング積み重ねてやってくれることで、すごくうれしかったです

-残りの試合に向けて

田村 やること変わらずに、1日1日目の前の試合を全力で戦っていくだけだと思っているので、これからも変わらずに頑張っていきたいと思います

-ファンにメッセージを

田村 本当にいつも熱い声援をありがとうございます。これからも1球1球、自分のできることを精いっぱいやって、何とかチームに貢献できるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします