阪神佐藤輝明内野手(22)が8回の第4打席で中直に倒れ、50打席連続無安打となった。巨人5番手ビエイラの157キロを芯でとらえたが、中堅手の正面。佐藤輝は悔しそうな表情でベンチへ戻った。50打席連続は投手を含め2リーグ分立後新人最長の56年秋山登(大洋)に並んだ。

この日は2四球を選ぶなど、本人が課題に挙げるボールの見極めも少しずつできつつある。矢野監督は「輝もまだヒットを打っていないんでね」と復調を心待ちにする。これまでセ・リーグ野手最長だった47打席、新人野手最長と投手を含む球団最長の48打席を超えた。野手最長は93年トーベ(オリックス)の53打席だが、その前にトンネルを脱出する。

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